米津玄師の使用機材 – ギター、エフェクター、マイク、DAWなど

目次

米津玄師とは

  • 名前:米津 玄師
  • 読み方:よねづ けんし
  • 生年月日:1991年3月10日

2009年頃に「ミナソコ」名義でニコニコ動画でオリジナル曲を投稿し始め、その後「ハチ」名義でボーカロイドを使用した楽曲を制作開始、2012年には本人名義で活動を開始し、2013年にメジャーデビューを果たします。

作詞・作曲・イラスト・映像制作まで一人でこなすマルチクリエイターの、過去〜現在の使用機材を網羅的に紹介します。

ライブでは主に、ギターを中島宏士さん、ドラムを堀正輝さんが担当しています。それぞれの使用機材は別の記事で紹介していますので参考にしてください。

また、「KICK BACK」や「爱丽丝」では、King Gnuの常田大希さんがギター、編曲で参加されています。この2曲のサウンドは常田さんの機材の特徴が存分に発揮されていますので、ぜひ参考にしてください。

作曲ソフト(DAW)、PC環境

名称イメージ参考価格
Logic Pro3万円
MacBook Pro25万円
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Apple
Addictive drums3万円
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サウンドハウス

2018年にInstagramに投稿されたポストから、使用しているDAW(作曲ソフト)はLogic Pro、もしくはGarageBandであることが分かります。過去のインスタライブでも、「ずっとLogic Pro」を使用していると発言がありました。

ボカロPのDECO*27さんも、Logic Proを使用しています。

≫DECO*27の使用機材

いずれの場合も、使用できるのはMacOSを搭載しているApple製品のみであり、持ち運びの利便性などから、使用しているPCはMacbook Proである可能性が高いです。

また、さらに以前のボカロ時代(ハチ名義)に「南方研究所」に在籍していた頃は、Windows専用ソフト「SONAR」を使用していると記載されていました。

「SONAR」は、同じくボーカロイドで楽曲を制作していたEveさんも使用していました。

≫Eveの使用機材

当時の打ち込みのドラムソフト音源は「Addictive drums」の音色がしています。

さらに遡ると、14歳の頃、「KORG D3200」というMTR(マルチトラックレコーダー)を、当時組んでいたバンドメンバーとお金を出し合って購入していたと、自身のブログで仰っていました。また、その後「YAMAHA QY100」を購入してパソコンとMTRを繋いでいたとのことです。

エレキギター

名称イメージ参考価格
Fender JAZZMASTER (詳細未明)
※2023空想ツアーで使用
Fender USA Custom Shop
INORAN JAZZMASTER #1 LTD Black
55〜75万円
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サウンドハウス
Gibson ES-335 Wine Red40〜50万円
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サウンドハウス
GRETSCH / G6128TCG Duo Jet Cadillac Green45万円
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Yahoo
Fender VINTERA ’50S TELECASTER Fiesta Red14万円
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サウンドハウス
Paul Reed Smith Custom 2455万円
Fender MIJ Hybrid ’60s Stratocaster Rosewood Black12〜14万円
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サウンドハウス
https://twitter.com/hachi_08/status/902086750217965568

最もよく使用しているのは、LUNASEAのINORANさんのシグネイチャーモデルのジャズマスター。「ピースサイン」などの楽曲MVでも使用しており、2019年のLive Tour「脊椎がオパールになる頃」でも使用していることがライブ映像から分かります。

2011年に発売され、現在、中古市場ではプレミア価格となっているほど人気のモデルです。2019年には日本製の廉価モデルが製作されました。

上に添付したギタースタンドには「黒のストラト」や「PRS」もあります。自身のツイート時期から、こちらは少なくとも「BOOTLEG」レコーディング時に使用されていたと思われます。

「フローライト」のMVではギブソンのセミアコ「ES-335」を使用。こちらはRADWIMPSの野田洋次郎さんや、星野源さん、Vaundyさんも使用しているギターです。

≫Vaundyの使用機材

ギブソン(GIBSON)
¥473,000 (2024/06/26 21:58時点 | Amazon調べ)

かなり高額なギターなので、近い音を鳴らしたい人には、廉価モデルであるEpiphoneのES-335もおすすめです。ギブソン公認のモデルなので、品質にそこまで差がありません。価格・サービスともにサウンドハウスで購入するのが良いです。(参考価格:7万5千円)

サウンドハウス – EPIPHONE ( エピフォン ) / ES-335 Cherry

以下の写真では「ES-335」と、「ダイナソニック・ピックアップ(シングルコイル)」を採用しているグレッチも確認できます。「ES-335」は「フローライト」MVで、「グレッチ」は「orion」MVでも登場。

https://twitter.com/hachi_08/status/567689954105380865

「MAD HEAD LOVE」のMVでは赤のテレキャスを使用しています。

「ポッピンアパシー」のMVでは金色のストラトを弾いていますが、撮影用の小道具的なギターのためか詳細は不明です。

ちなみに米津玄師さんが初めて購入した楽器は2万円程度のエレキギターだったと本人がツイートしていました。

高校生の頃組んでいたバンド「late rabbit edda」では、エピフォンの「Les Paul Special TV Yellow」を弾いていますが、これはBUMP OF CHICKENの藤原基央さんの影響かと思われます。また学生の頃は、ベースボーカルを担当している時もありました。

ハチ時代からメジャーデビューあたりまでは黒のフェンダー・テレキャスターを使用。「サンタマリア」MVでも確認できます。

「サンタマリア」MV

2023年のライブツアー「空想」では、新しいジャズマスターを弾いていました。

https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/127498

エフェクター

名称イメージ参考価格
BOSS Blues Driver (BD-2)1万2千円
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サウンドハウス
Bondi Effects / Del mar overdrive4万5千円〜5万5千円
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サウンドハウス
BOSS / CE-2
(CE-2W)
2万4千円
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サウンドハウス
Strymon / blueSky3万5千円〜5万円
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サウンドハウス
Musicom LAB / EFX LITE 62M
(スイッチャー)
2万5千円〜5万5千円
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サウンドハウス
KORG DT-10
(チューナー)
6千円
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サウンドハウス
MXR M102 Dynacomp1万5千円
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サウンドハウス
ELECTRO-HARMONIX Small Clone1万5千円〜2万5千円
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サウンドハウス

2018年度Live Tourの武道館公演のライブ映像で、エフェクターボードに「BD-2」、ボンダイ・エフェクトの「オーバードライブ」、「CE-2」、「ブルースカイ」、スイッチャーに「EFX LITE 62M」が確認できます。

BD-2はデビュー前から使用しており、BUMP OF CHICKENの藤原基央さんの影響が伺えます。

≫BUMP 藤原基央の使用機材

¥12,100 (2024/06/25 19:04時点 | Amazon調べ)

ハチ時代には「ダイナコンプ」や「スモールクローン」、チューナーに「DT-10」を使用しています。これらは当時行われたライブ「INTERNET INDEPENDENT MUSIC LIVE FES」のリハーサルが公開生放送された際の映像に写っていました。

https://news.livedoor.com/article/detail/5348831/

この頃は黒のテレキャスを持っていますね。

https://news.livedoor.com/article/detail/5348831/

「椿音楽教室」ならギターのオンラインレッスンもあります。便利な時代になりました。

アンプ

名称イメージ参考価格
Morgan Amplification AC20 Deluxe Head30万円
Morgan Amplification 112 Cab

2015年の「SWEET LOVE SHOWER」に出演した際に、モーガンアンプを使用しています。ほとんど隠れていますが、形を見ると、キャビネットもモーガンのようです。「112 Cab」でしょうか。

https://www.facebook.com/sweetloveshower/posts/975191099194502/

また、ライブの際ギターを担当している中島宏さんは、JC-120(ジャズコーラス)を使用しています。

上述したハチ時代のリハーサル映像では「Orange Amps」を使用していましたが、自身の機材ではありません。

アコースティックギター

名称イメージ参考価格
Morris HAND MADE PREMIUM SERIES FLB-8015〜18万円
MARTIN D-45 BENTLEY SNOWFLAKE200〜270万円
FISHMAN RARE EARTH MIC BLEND
(アコギ用ピックアップ)
4万6千円
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楽天
サウンドハウス

「アイネクライネ」や「WOODEN DOLL」では「FLB-80」を使用。

自身のInstagramでも投稿されています。

最近はMartinのスノーフレークを使用しており、ライブではフィッシュマンの「RARE EARTH MIC BLEND」というピックアップを付けています。

SNSに投稿された「地球儀」製作中に弾いているアコギはMartinのスノーフレークです。

https://twitter.com/hachi_08/status/1695282682392183281

マイク、ヘッドフォン

名称イメージ参考価格
NEUMANN / U87 Ai50万円
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サウンドハウス
Shure UR2
マイクヘッドはSM58
7〜8万円
Stedman Proscreen 101
(ポップガード)
9千円
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サウンドハウス
SONY MDR-CD900ST2万円
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サウンドハウス

菅田将暉さんと「灰色と青」をレコーディングしているドキュメント映像で、「NEUMANN ( ノイマン ) / U87 Ai」と「SONY MDR-CD900ST」を使用しています。

どちらも、日本国内でポピュラーなコンデンサーマイク、モニターヘッドフォンとして親しまれています。

ノイマンのU87Aiは、米津玄師さんも使用しています。

ポップガードは「Stedman Proscreen 101」。こちらはBUMP OF CHICKENの藤原基央さんも使用されています。

その他ライブ写真からは「Shure UR2」が確認できます。マイクヘッドにはSM58を使用。以下の写真は2019年の国内アリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」より。

https://www.gqjapan.jp/culture/bma/20190326/yonezu-kenshi-report

その他

2012年には、機材選定で苦しんでいる様子が伺えます。

参考

米津玄師 kenshi yonezu Instagram

米津玄師 ハチ X

お雑煮 | 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」

有名ボカロP″ハチ″によるスタジオリハーサル公開生放送に密着インタビュー!!

米津玄師、最新ライブで見せた人となり──17万人を動員したアリーナ・ツアー最終日リポート

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この記事を書いた人

バンドサウンド大好きなバンドマン。
日頃チェックしている機材の知識をアウトプットしていきます。

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